お葬式のマナー①礼服・喪服

お葬式のマナー①礼服・喪服

お葬式のマナー①礼服・喪服

 一般に、冠婚葬祭のときに着る黒い服、ブラックフォーマルのことを礼服と呼んでいます。お葬式の時は喪服、結婚式の時は礼服とどちらも黒い服を着るものですが、男性の場合はネクタイの色以外にも礼服と喪服で異なることがありますので気をつけたいものです。

お葬式のマナー①礼服・喪服

63-1 礼服と喪服は違う!?

一般に、冠婚葬祭のときに着る黒い服、ブラックフォーマルのことを礼服と呼んでいます。お葬式の時は喪服、結婚式の時は礼服とどちらも黒い服を着るものですが、男性の場合はネクタイの色以外にも礼服と喪服で異なることがありますので気をつけたいものです。
礼服というと、冠婚葬祭すべてに着ていくことができるフォーマルな服装、喪服は弔辞のときのみに着用し、結婚式などの慶事に着てはいけません。では、礼服と喪服、同じ黒い服装ですが、どう違うのでしょうか。

63-2 正しい喪服の着方とは?

礼服は、格式の順に正礼服、準礼服、略礼服と種類があります。
正礼服は格調高い結婚式や記念式典などで主役に準ずる人が着用します。男性は燕尾服やモーニングコート、女性はイブニングドレス、アフタヌーンドレス、和服などが正礼服となります。準礼服は結婚式や祝賀会の列席者が着用します。男性はタキシードやファンシースーツ、ディレクターズスーツ、女性はディナードレス、セミアフタヌーンドレス、タウンフォーマルスーツ、カクテルドレスなどです。略礼服は形式にこだわらないパーティーなどで着用します。男性はダークスーツ、インフォーマルスーツなどです。
一方、喪服には正式喪服と略式喪服があります。喪主や遺族・親族は、通夜の席から葬儀・告別式まで正式喪服を着用するのが一般的です。弔事の装いとして最も正式な喪服は和装の黒喪服です。男性は黒紋付きの羽織袴、女性は黒無地の五つ紋付きが正式喪服となります。もっとも、ほとんどのケースでは和装ではなく、黒のスーツ(洋装)を着用するのが一般的でしょう。
喪主や遺族・親族以外の参列者が身につけるのが略式喪服です。黒のほかに濃紺やグレーなどの地味な色のスーツやワンピースでも構いません。女性ならスカートではなくパンツスーツでもかまいませんし、同系色の組み合わせならブラウスとスカートとパンツといった単品のコーディネートでも略式喪服として通用します。ただし、スカートは膝丈、ノースリーブはNGです。靴やストッキング、バッグは正式喪服の場合と同じで黒で統一しましょう。男性のズボンの裾はシングルとしましょう。

63-3 喪服のシャツ、ネクタイ、ハンカチは?

喪服のシャツは白無地、ネクタイは黒無地です。派手なアクセサリーや時計は身につけません。カフスボタンを付けるのであれば黒石のものとします。ネクタイピンは付けません。ハンカチは白の無地か黒のフォーマル用を使用します。色物のハンカチはNGです。不祝儀用の袱紗(ふくさ)の色は紫、緑、藍、グレーなど。手袋を使用する場合は、黒で布製にします。当然ですが、焼香の際には手袋は外します。また、葬儀の日に傘を使用する場合は、黒、紺、グレーなど地味な色の傘を使いましょう。
最近は、携帯電話やスマートフォンを喪服のポケットに入れて葬儀・告別式に参列することも多いと思われます。読経、焼香、説教、喪主挨拶などの最中にアラーム音や着信音をうっかり鳴らしてしまうことは重大なマナー違反であり、遺族や僧侶、他の参列者に対してたいへん無礼な行為です。万が一にもそうしたことがおきないように、身につけないことがよいでしょう。

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