生命寿命・健康寿命・資産寿命

生命寿命・健康寿命・資産寿命

生命寿命・健康寿命・資産寿命

人生100年時代の今、いつまでも健康でお金の心配をせずに快適で豊かな人生を続けたいものです。そのために覚えていただきたいのが3つの寿命、生命寿命・健康寿命・資産寿命です。この3つの寿命をいかに伸ばしていくかが大切です。

生命寿命・健康寿命・資産寿命

平均寿命は男性80.79歳、女性87.05歳

 高齢化社会と呼ばれて久しい日本。では、平均寿命はいったい何歳か、皆さんご存じでしょうか。直近のデータによると男性80.79歳、女性87.05歳です(厚生労働省「平成27年簡易生命表」)。平均寿命は前年から男性で0.29歳、女性で0.22歳伸びています。

 ちなみに、1年古いデータになりますが、平均寿命について世界各国と日本を比べてみると、わが国の男性(80.5歳)は、スイス、アイスランド、オーストラリア、スウェーデン、イスラエルに次いで世界第6位。女性(86.8歳)は世界第1位で、以下、シンガポール、韓国、スペイン、フランス、スイスと続いています。

 ところで、平均寿命とは「0歳の人が何年生存するか」の統計データです。では、「30歳の人の生存年数は」というと男性51.46年、女性57.51年、「60歳の人の生存年数は」というと男性23.55年、28.83年。この年数のことを平均余命と呼びます。つまり、今60歳の人は平均寿命より長い男性83.55歳、女性88.83歳まで長生きします。この寿命のことを生命寿命と呼びます。生命寿命は近い将来、100歳まで伸びるとも言われています。

健康寿命は男女平均74.9歳

 日本人の約8割は病院で亡くなるそうです。私たちは人生の最期の時まで健康でいられる保証はありません。では、他人の手を借りずに自立した生活を送れるのはいったい何歳まででしょうか。世界保健機関(WHO)によると、日本人は男女平均で74.9歳だそうです。この期間のことを健康寿命と呼びます。ちなみに、世界で比較すると日本人の健康寿命は世界第1位。次いで、シンガポール、韓国、スイス、イスラエルと続きます。

 さて、60歳の人の生命寿命と健康寿命を比較すると、男性で10年、女性で15年程度生命寿命のほうが長い、つまり、その期間は寝たきりなどで常時介護が必要な期間になるかもしれません。60歳以降、元気でいられるアクティブシニアの期間は10~20年。そのあとは他人の助けを借りる生活が待ち受けているのです。人生100年とはいえ、健康寿命を考えると万一に備えた終活はできるだけ早いに越したことはないと言えそうです。

老後を支える資産寿命をいかに伸ばすか

 人生100年時代の今、いかに健康を維持し続けられるかが老後生活の質を高めるうえで大切になっています。さらに心配なのがお金の問題です。一般的に、私たちは60歳~70歳のうちに仕事を終えて、その後は年金生活に入ります。国の年金制度は現役世代の50%をメドに年金額が設計されていますから、国の年金だけでは経済的に十分ではありません。不足する生活費は預貯金や退職金などを取り崩しながら埋めていくわけです。

 しかし、金融資産には限りがあります。しかも、生命寿命が伸びるほど、その分の生活費が必要になります。加えて、生命寿命と健康寿命の間の期間には、医療や介護にかかる出費にも備えなければなりません。それらのお金も十分に用意しておく必要があります。このように、私たちは可能な限り長期にわたる経済力を持たなければなりませんが、資金はいつかは底をついてしまいます。このことを資産寿命と呼びます。生命寿命や健康寿命より先に資産寿命が尽きてしまったら…、そうならないための対策が急務です。

 今回紹介した、生命寿命、健康寿命、資産寿命。快適で豊かな老後生活を送るためには、この3つの寿命をできるだけ一致させることで、健康の不安やお金の不安を取り除くことが大切です。いざというときの葬儀やお墓のことを考えるタイミングで、ぜひ、老後生活全体の計画もいっしょに考えていただきたいと思います。

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