火葬と副葬品

火葬と副葬品

火葬と副葬品

火葬時に、棺に入れてはいけない副葬品には、次表のようなものがあります。これらが入ると焼骨に汚れが付着(収骨できない場合もある)し、火葬時間が長くなり、火葬炉の故障の原因となり、火葬の続行ができなくなる場合もあります。

火葬と副葬品

33-1 火葬時に棺に入れてはいけない副葬品

火葬時に、棺に入れてはいけない副葬品には、次表のようなものがあります。これらが入ると焼骨に汚れが付着(収骨できない場合もある)し、火葬時間が長くなり、火葬炉の故障の原因となり、火葬の続行ができなくなる場合もあります。
棺の中に酒ビン、缶類、ペースメーカー等が入れてあると、炉内で爆発したり溶けたりなどして、御遺骨が損傷したり、「お骨上げ」の際に棺を乗せる台車が引き出せなかったりする場合があります。

また、ドライアイスを入れたままでは、炉内の温度が上がらず火葬業務に支障をきたしますので、必ず取り出す必要があります。
なお、例外として、キリスト教式葬儀では、故人が愛用していた十字架やロザリオを持たせることができる場合があります。

★火葬時に棺に入れてはいけない副葬品

理由 副葬品 具体例
入れてはいけない副葬品 公害防止
(ダイオキシンの発生等
ビニール製品 ハンドバッグ、靴、玩具など
化学合成繊維製品 衣類、寝具、敷物など
発砲スチロウール製品 枕など
その他 CD、ゴルフボールなど
燃焼の妨げ防止 果物(注1) すいか、メロンなど大きな果物
書籍(注2) 辞書、アルバムなど厚みのあるもの
大型繊維製品 衣類の収めすぎ、大きなぬいぐるみなど
設備の故障防止 カーボン製品 杖、釣竿、ゴルフクラブなど
御遺体・御遺骨の損傷防止 金属製品(注3) ジュースなどの缶飲料、腕時計、指輪、めがね、硬貨、ネックレス、ゴルフクラブ、ステール製のステッキ、義手、義足など
ガラス製品(注4) 酒、化粧品などのびん類、鏡、食器類など
爆発物 ガスライター、スプレー缶、乾電池など

(注1)水分を多く含んだ果物等は丸ごと生焼けで残る場合があるためNG。
(注2)書籍を焼いた後の灰が溜まり、お骨が拾えなくなる場合があることや、火葬炉の煤煙フィルターの故障につながるおそれあり。
(注3)樹脂レンズの場合は、フレーム(金属)だけが真っ黒になってでてくるため、あまり問題にはならないが、金属はお骨に付着する場合があるので注意。ラジオや時計などは避けたい。
(注4)溶解したガラスとお骨が付いてしまう場合があるので注意。

33-2 骨壺に入れられる副葬品

近年では環境への配慮等を考慮して、副葬品は御遺体とともに火葬せず、骨箱の中に遺骨と一緒に納められるようになりました。あまり大きなものは入れられませんが、メガネや時計、装身具程度なら入れることは可能です。

33-3 火葬の温度、時間は年齢、性別で異なる

火葬場での火葬は、火葬技師が行います。火葬後の「お骨上げ」を考慮して遺骨の原型を保持するため、火葬の温度は適宜調節されます。御遺体の年齢、性別、体重等により脂肪部位が異なることも、調節を行う理由のひとつです。したがって、個々の火葬により、遺骨の残り方はさまざまとなります。

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