一日葬・火葬式

一日葬・火葬式

一日葬・火葬式

一般に「お葬式」という表現のほかに、「葬儀」「告別式」という言い方がありますが、これらの違いをご存知でしょうか。「葬儀」は遺族や親しかった友人等が故人の冥福を祈るために行う宗教的儀式のこと。対して「告別式」は、故人と親交があった人が故人に別れを告げる儀式のことで、具体的には、棺を閉じる石打ちの前に故人に別れを伝えたり、棺に別れ花を行うなどの儀式が告別式にあたります。

一日葬・火葬式

68-1 お葬式の流れと1日葬

一般に「お葬式」という表現のほかに、「葬儀」「告別式」という言い方がありますが、これらの違いをご存知でしょうか。「葬儀」は遺族や親しかった友人等が故人の冥福を祈るために行う宗教的儀式のこと。対して「告別式」は、故人と親交があった人が故人に別れを告げる儀式のことで、具体的には、棺を閉じる石打ちの前に故人に別れを伝えたり、棺に別れ花を行うなどの儀式が告別式にあたります。最近は、家族葬のあとに日を改めて故人と親交の深かった人たちが集まってお別れの会を催すことが多くなりましたが、お別れの会は告別式の一種といってよいでしょう。
このように「葬儀」「告別式」は、その前後の「お通夜」や「火葬」を含めて一連の儀式となっていますが、それら全体を「お葬式」と言い表しています。
「お葬式」に関するおさらいはこのくらいにして、今回のテーマは「1日葬」です。お葬式は通常、臨終→搬送→枕飾り→納棺→通夜→葬儀→告別式→出棺→火葬→骨上げ→遺骨法要→納骨の順で進みます。近年、お葬式にかかる経済的負担をできるだけ減らそうという人が増えてきており、この一連の流れの幾つかを省略してコストダウンを図るケースが増えています。質素でしめやかなお葬式は、遺族だけでなく故人が生前に希望するケースも増えていて、「家族葬」はポピュラーなお葬式の形態として定着しています。そして、質素なお葬式の一形態として「1日葬」が人気を集めてきています。

68-2 一日葬とは?

「一日葬」は、従来の葬儀形式にとらわれない、新しい葬儀のスタイルです。 先に掲げた一連のお葬式の流れのうち「通夜」を省略します。「火葬」の日に遺族や故人と親しかった人だけが集まり、「告別式」のみを行うのが「1日葬」です。「通夜」「葬儀・告別式」と2日にわたるお葬式のうち「通夜」を省略することで通夜振る舞いにかかる費用が不要になり、お葬式全体にかかる経費を抑えることができるわけです。一般に、お葬式にかかる費用はざっと200万円といわれていますが、「1日葬」では50万円から100万円程度、費用を軽減することができるといわれています。
「1日葬」には注意点もあります。「通夜」を行わないため、会葬者が遺族や親しかった友人等に限られてしまうことです。ただし、家族葬として会葬者を限定すれば問題はないでしょう。また、菩提寺の住職による読経は通常、通夜・葬儀・告別式と2日間にわたって行われ謝礼をお支払いしますが、「1日葬」となってもその金額は半額になりません。「1日葬」は無宗教の葬儀に最も適しているといえるかもしれません。

68-3 さらに費用を抑える「火葬式」

通常のお葬式より費用を抑えることができるのが「1日葬」ですが、さらに簡略化して費用を抑えることができるのが「火葬式」、あるいは「直葬」と呼ばれます(参照:コラム第32回「直葬」)。通夜、葬儀・告別式を行わず、臨終→搬送→納棺→出棺→火葬→骨上げ→遺骨法要→納骨と進めていくお葬式です。「火葬式」では葬儀を行いませんので、遺族など身内だけでのおみおくりとなります。「故人が生前に密葬を希望していた」「高齢のため会葬者はほとんどいない」「できるだけ費用をかけたくない」などのケースで「火葬式」を選ばれるようです。
「1日葬」でも「火葬式(直葬)」でも、本人の意思で決めておけば、万一のときに遺族がお葬式の執行に戸惑うことはなくなります。元気なうちに、エンディングノートなどに希望する葬儀のスタイルを書き残しておくとよいですね。

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